「物価の高いハワイ旅行を少しでもお得にしたい…」
そう思って検索されたあなたに朗報です。
長引く円安とハワイの物価高騰で「以前のように気軽に楽しめない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は私は大学4年間をハワイ州立マノア大学で過ごしました。
この度、実に15年ぶりにハワイを訪れ、15年前の記憶を頼りにローカル行きつけのお店に行っても、全てが当時の2倍以上の値段で驚きました!
しかし、しっかり事前準備をした上でこの旅行に臨んだ為、節約しながらも快適なハワイ滞在を実現することができました。
また、昨年加入したマリオットバケーションクラブも早速利用してきましたので、読者の皆様の役に立つ内容となるよう、かつ、率直な感想を記録に残したいと思いました。
本記事では、1年間ポイ活を頑張ってきた筆者が、実際にマリオットバケーションクラブを活用してハワイ旅行をお得に満喫する5つの節約術をご紹介します。
宿泊費の抑え方、現地での出費を減らすコツ、そしてポイ活を旅費に最大活用する方法まで、具体的に解説します。
物価に負けない賢い旅行を目指す方は、ぜひ最後までお読みください!
マリオットバケーションクラブとは?基礎知識とメリット
マリオットバケーションクラブの仕組みとは?
マリオットバケーションクラブは、タイムシェア方式の宿泊プログラムです。
メンバーになることで、ポイントを使って世界各地のリゾートに宿泊できます。
ハワイにも複数の対象施設があり、同じマリオット系列の安心感と高品質なサービスを受けられるのが特徴です。
このポイント制は柔軟性が高く、自分のライフスタイルや旅の目的に合わせて宿泊先を選べる点が魅力です。
予約時期によって必要なポイント数は異なりますが、上手に活用すれば一般的なホテル宿泊よりもコストを大幅に抑えることが可能です。

今回私たちは、ワイキキの中心地にある「マリオット・バケーション・クラブ ワイキキ」を利用してきました!
通常のホテル滞在との違いと今回利用してみた感想
一般のホテルと違い、キッチンや洗濯機が備えられている部屋が多く、長期滞在やファミリー旅行に非常に適しています。
実際に今回滞在したワイキキの施設では、外食回数を減らせたことで食費を抑えることができました。
また、広々とした室内でくつろげるのも大きな利点です。
ホテルに泊まる感覚ではなく、「住むように旅する」感覚が楽しめました。
ハワイの物価は本当に高い?最新事情とその背景
円安の影響とハワイのインフレ状況
2024年以降、円安の影響で海外旅行の費用は上昇傾向にあります。
特にハワイはアメリカ本土と同様、物価上昇の波を受けており、日用品や外食価格が顕著に高騰しています。
日本円で見ると、1ドル150円を超えるレートでは、ちょっとしたランチでも3,000円を超えることも珍しくありません。
食費・宿泊費・交通費などカテゴリ別の価格感
宿泊費はピークシーズンには1泊500ドルを超えることもあり、交通費やアクティビティ費も高めです。
特に食費は深刻で、ファストフードでも1食15ドル以上が当たり前。
観光客向けのレストランでは、家族4人で軽く100ドルを超えてしまいます。
旅行者が直面する「高すぎる!」と感じる瞬間
旅行中に最も「高すぎる!」と感じたのは、飲み物やスナックの価格でした。
コンビニで買うだけでも水1本が3ドル、ビールは1缶5ドル以上。
ポテトチップスは一袋8ドルもありました。。。!
観光地でのちょっとした出費が積み重なることで、予定以上に予算をオーバーしやすいのが現実です。
ポイ活資産をハワイ旅行でどう活かす?活用術と準備
ポイ活で貯めたポイントの使い方(航空券・ホテル・現地支払い)
航空券の購入にはクレジットカードの入会でがっつりと貯めたマイル、ホテルの宿泊にはマリオットバケーションクラブのポイントを活用しました。
現地では、事前にチャージしておいたANA PayをApple Pay経由で利用したり、ショッピングによるポイントが常時1.2%貯まるリクルートカードを利用しました。
効率の良いマイルの貯め方
先にも記載した通り、クレジットカードの新規入会がオススメです。
私は直近で、AMEXのゴールド・プリファード・カードと現在はキャンペーンが終了してしまっておりますが、JALのCLUB-Aゴールドカードに入会し、それぞれハワイ4往復分ほどのマイルを獲得することができました!
ただし、これらのカードは年会費が高額+入会3ヶ月以内に利用しなければいけない額が高額な為、難しい方には、Moppyで貯めるポイントを、JALマイルに交換するのもおすすめです。
Moppyについてはこちらの記事でもご紹介しているので、ぜひ合わせてお読みください♪
実体験:筆者の1年分ポイ活成果でどれだけ節約できたか
筆者は1年間でJAL8万マイル(ハワイ夫婦2往復分)と、Moppyで約60万円相当の60万ポイントを貯めることができました。
これにより、航空券は夫婦二人分往復無料、宿泊費はマリオット・バケーション・クラブの年間付与ポイント+入会特別ポイントで同行した友人分と合わせて2部屋合計10泊分がカバーされ、トータルで約30万円※以上の節約が実現できたと考えてます!
(※計算ロジック:飛行機代はローシーズンの為、一人往復10万円程度。一泊5.5万円の部屋を合計10泊分予約したので、税込60万円弱ですが、マリオットバケーションクラブの入会初期費用と、今後かかる年間維持費用を合計し、宿泊数で割ると一泊5万円ほどなので、宿泊分は10万円ほど節約できたかなと考えてます。)

マリオットバケーションクラブに入会したおかげで「めちゃくちゃ安くなったー!!!」という実感はまだ正直ありませんが、これは今後のインフレが加速した時に有り難さを感じるものだと信じて初期投資したので、このくらいの差額でひとまずは満足です!
マリオットバケーションクラブを使ったお得な予約のコツ
オフシーズンを狙う:予約タイミングで費用を抑える
ハワイの旅行需要は年末年始・夏休みに集中しますが、4月〜6月や9月〜11月のオフシーズンはポイント消費が少なく、お得に滞在できます。3〜6ヶ月前の早期予約もポイント節約の鍵です。

実は私は既に来年の5月中旬頃を目標に、予約の準備を諸々進め始めてます(笑)
部屋タイプと家族・友人とのシェア方法
2ベッドルームや3ベッドルームの部屋を選び、家族や友人とシェアすることで1人あたりのコストを抑えられます。
マリオットの部屋は広く、プライバシーも確保されているため、複数人での宿泊にも快適に対応できます。
ベランダから見える非日常的な風景と、一般的な日本のマンションよりも広いホテルでの宿泊は、それだけで高い満足感が得られます!
3ベッドルームを完備するおすすめ世界のマリオットバケーションクラブ施設
今回は、ワイキキの中心地にある施設を利用しましたが、今後狙っている施設は下記の7つです。
- マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ(アメリカ・ハワイ)
- マリオット・ビレッジ・イル・ド・フランス(フランス)
- マリオット・プラヤ・アンダルシア(スペイン)
- マリオット・サーフウォッチ(アメリカ・サウスカロライナ)
- マリオット・サイプレス・ハーバー(アメリカ・フロリダ)
- グランドレジデンス・マリオット、レイクタホ(アメリカ・カリフォルニア)
- マリオット・バケーション・クラブ_ロス・スエノス(コスタリカ)
一番最初のコオリナは、「全てが高いワイキキ」の喧騒から離れて、ハワイの自然をたっぷり満喫しに行きたいと思います。
フランスとスペインは、同じ3ベッドルームでも、コオリナの半分のポイント消費で済むのが魅力的!
そして更にポイント消費が少なくなるのが、サウスカロライナです。なんと同じ3ベッドルームでもコオリナの4分の1(笑)
フロリダのオーランドもポイント消費はハワイの半分ほどで、ディズニー・ワールドの近隣で楽しめそうです。
レイクタホは、スキー場のすぐ横にあるようで、冬の長期滞在でスキーを楽しみたいと思います。
そして最後のコスタ・リカは、日本からのフライトは乗り継ぎもあって大変そうなので、なるべく若いうちに行けたらなぁと思います(笑)

妄想はこのくらいにして、本題のハワイ節約旅行に戻ります!笑
ハワイ滞在中にできる節約旅行のテクニック5選
朝食・ランチはなるべく自炊に!日本から持っていくと便利なもの
日焼け止め、虫除け、調味料、インスタント食品などは現地で買うと日本の3〜4倍はするので、日本から持参するのがおすすめです。
これだけでも数千円の節約になります。
今回ホテルでの朝食・ランチはなるべく自炊にする為に持っていったアイテムがこちらです。
- 塩・胡椒・醤油・ポン酢・料理酒・みりん・砂糖・にんにくチューブ・オリーブオイル・ごま油(全て100均で揃えたミニボトル)
- アルミホイル
- サランラップ
- ジップロック
- かつお節
- 塩昆布
- 味噌汁の素
- 高菜パック
- カップラーメン
- 米
また、ホテルのBBQグリルを利用してBBQパーティーもしたのですが、その為に現地で買わずに日本から持ってけば良かったな〜と後悔したのが、紙皿と紙コップです。
てっきり部屋に付いているお皿を使えるかと思いきや、割れ物は部屋から持ち出してはいけないというルールがありました。。。
結局現地で、日本の5倍の値段はするものを購入。。。
地元スーパーとテイクアウトの活用術
ホールフーズやターゲット等、ローカルスーパーを活用し、滞在先のキッチンで調理することで食費を大幅にカットできます。
モールのフードコートでのテイクアウトも便利で安価です。

ワイキキ内のターゲットは、パッと見アラモアナのターゲットより高かったです!レンタカーがある内に少しでもワイキキから離れたSafewayなどの地元スーパーで買い溜めすることをお勧めします!
ハワイ内での基本的な移動方法
TheBus(路線バス)を利用すれば、1回3ドルで乗車できますが、ワイキキ↔︎アラモアナ間の移動でしたら、JCBカードの提示で無料で利用できるワイキキトロリー・ピンクラインもお勧めです。(ルートを確認して、大幅に遠回りになることも加味して時間に余裕は持ってください!)
飛行機でANAを利用した方は、ANAマイレージプラスアプリから利用できるANAエクスプレスバスもお勧めです。
空港からの移動はUberが一番手軽で安価です。
レンタカーを利用する方は、各レンタカーサイトの他にもTUROも比較してみましょう!
ハワイは基本キャッシュレス!
多くの店がキャッシュレス対応しているため、クレジットカードやスマホ決済をメインにするとスムーズ。
外貨両替の手数料も省け、結果として出費も減ります。
節約しながら満足感を得るマインドセット
「全部やろう」とせず、「本当に体験したいこと」に絞ることが満足度と節約の両立につながります。
時間とお金を使う価値があるかどうかを見極める目線が重要です。
また、時間に余裕を持ってトロリーでの遠回り移動で見える景色を楽しむ、観光客が立ち寄らないようなド・ローカルなレストランに挑戦してみるなど、「プライスレスな体験」を考案するのも旅の醍醐味だと著者は考えます。
実際にハワイ×マリオットバケーションクラブ×ポイ活で旅した感想
全体のコスト感と満足度
現地の価格高騰にはとにかくビビりましたが、事前のクレジットカード入会で稼いだマイルやポイ活でお小遣いを貯めていたことと、マリオットバケーションクラブの活用により、航空券・宿泊費・一部食費を節約できたことで、約半分のコストで旅行を実現できました。
クオリティを落とすことなく、贅沢気分はしっかり味わえたことに満足しています。
良かった点・改善点
良かったのは、バケーションクラブの快適さと、現地での出費管理のしやすさ。
改善点としては、日本から持ち込むべきアイテムの洗練化と、例え宿泊費はポイントで賄えても、バケーションクラブの宿泊税は別でかかることも事前に把握しておくべきだったと反省しています。
まとめ|ポイ活とマリオットバケーションクラブを活用して、物価高に負けないハワイ旅行を実現しよう
今回紹介した5つの節約術の振り返り
- ポイントとマイルを効率よく使う
- 自炊ができるキッチン付きのコンドミニアムタイプの宿泊施設を利用する
- 日本から持参するべきアイテムを選定する
- 地元スーパーとバス・トロリーの活用で現地出費をなるべく節約!
- 心の満足度を大切にした体験重視の計画を立てる
賢く旅するために準備しておくこと
クレジットカードやポイントサービスの見直し、マリオットバケーションクラブの基本理解、そして旅の目的を明確にしておくことで、より納得のいく滞在が実現します。
次回のハワイ旅行でさらにお得になるヒント
航空券と宿泊を別々に考えるのではなく、トータルでの節約設計を。
ポイ活も早期に始め、特典航空券の枠やお得な時期を見極めることが、さらに質の高い節約旅行への鍵となるでしょう。